飛び出す絵本「ひみつのアッコちゃん」Part.５

★「ひみつのアッコちゃん」（とびだすえほん）Ｐ.５、６の映像と本文

＜本文＞

　あるばん、アッコちゃんは、ゆめをみました。きれいな　おがわがながれて、

あたりいちめん　はながさいています。そして　とても　うつくしいおしろが　

たっているのです。

「うわあ　すてき」

「すばらしいおしろだな！」

みんなは　おおよろこびで、まるで　そのおしろにすんでいるような　きもちになりました。するとどうでしょう。アッコちゃんは、すてきなおひめさまになり、みんなのすがたも　いつのまにか　ナイトにかわっているのです。

アッコちゃんのおひめさまをみて　ガンモくんのナイトは、そのうつくしさにぽーっとなっています。アッコちゃんは、すっかりとくいになって、ことりとおはなしをしています。

ゆめのなかの　たのしい　たのしい　おはなしです。

★「ひみつのアッコちゃん」（とびだすえほん）Ｐ.５、６の解説

　本を開くと、多くの三角屋根を構えた大きくて立派な石造りの美しい城がドーンと飛び出してくる。城のまわりは、いろいろな花が美しく咲きそろっている。

夢のなかでアッコちゃんは、ステキなお姫様になった。騎士の格好をしたガンモは、アッコちゃんに憧れているようだ。ガンモの眼がハートマークになって頭の上にもハートが飛び出している。その後ろではドラもアッコちゃんの美しさに思わず花をささげたようだ。

＜登場人物＞

＜登場場所＞

　・夢の中での美しいお城の前の広場

＜登場するしかけ＞

　・なし