飛び出す絵本「昆虫物語 みなしごハッチ」Part.5

★「昆虫物語 みなしごハッチ」(とびだすえほん)P.5、6の映像と本文

<本文>

ながいたびのつかれから ハッチは びょうきになってしまいました。しんせつな

かみきりむしのおじさんのおかげで、びょうきもだんだんよくなりましたが、

やはりさびしくてたまりません。

「ぼくのママ・・・・ ママはどこにいるの!!」

ハッチは むねのなかで さけびつづけていました。びょうきのハッチの うわさをきいて もりのむしたちは、ハッチをはげましにやってきました。

「ハッチくん はやくよくなってね。きみのママも きっとみつかるよ。」

「ぼくがいいしらせを もってきて あげるから、げんきをだしてね。」

みんな やさしいことばをかけて ちからづけてくれました。

「昆虫物語 みなしごハッチ」(とびだすえほん)P.5、6の解説

本を広げると、ハッチたちが住んでいる森の夜の情景である。左に満月の月がでている。右には、大きな滝が流れている。ハッチは、長旅の疲れでピンクの葉っぱの布団を掛けて寝ているハッチの周りには、カミキリムシのおじさん、カブトムシ、テントウムシたちが病気のハッチを心配顔で見守っている

<登場人物・昆虫・動物>

<登場場所>

  • 夜の森の中

<登場するしかけ>

  • 左にいるアリを手前に引くとハッチがかけている赤い葉っぱを取り除く