飛び出す絵本「「ムーミン」Part.5

★「ムーミン」(とびだすえほん)P.5、6の映像と本文

<本文>

ムーミンを、さがしても さがしても、みつかりません。さがし つかれた みんなは、ニョロニョロじまで、休む ことに しました。そこには、ボートで あそびに 

来ていた、スニフが いました。

「スニフ、ムーミンが 海に おちて しまったんだけど、しらないかい。」

スナフキンが、聞き ました。

「知らないね。海の 中で、しんで しまったの かも しれないね。」

スニフは、つめたく いい ました。それを 聞いた ノンノンは、なき はじめ ました。

「ノンノン なくんじゃ ない。ムーミンは 男の子だ。きっと どこかに、およぎ ついて いるよ。」

スナフキンは、ノンノンを なぐさめますが、シクシク なく ばかり でした。

「ガオ ガオ。」

ガオガオも かなしい のです。ニョロニョロが、うごく たびに サワサワ音が しますが、なぜか その 音も、ノンノンの なき声 のように 聞こえて なりません でした。

ムーミン」(とびだすえほん)P.5、6の解説

 本を広げると、岩のあちらこちらでニョロニョロが大勢住んでいるニョロニョロ島が大きく飛び出してくる。島で一番高いところでスナフキンが、ギターを奏でている。島に遊びに来ていたスニフにムーミンが海に落ちたけど、見かけなかったかを尋ねたが「知らない」と答え、双眼鏡で海を探しているミイは、島で一番高い岩場で心配そうに海を眺めているノンノンも、心配で涙を流しているガオガオがそんなノンノンを慰めているスノークは、奥でこの様子を眺めている

<登場人物>

<登場場所>

  • ニョロニョロ島

<登場するしかけ>

  • なし