飛び出す絵本「ポパイ」Part.6

★「ポパイ」(とびだすえほん)P.7、8の映像と本文

<本文>

 ある日、ポパイはウインピーとスイーピーをつれて、ボートにのりでかけました。

ところが、きゅうに大きな波がでて、あっというまにオールがおれてしまい、ボートはそのまま海のまんなかへ おしだされてしまいました。

「ポパイ たすけてー!!」

「こわいよーっ」

ふたりは、がたがた ふるえています。

「あっあそこに 小さな島があるぞ。あそこでひとやすいしよう」

 ポパイは、ぽんと島へとびうつりました。

「あれえ島がうごきだしたぞ!!」

よく見ると、島だと思ったのは くじらのせなかだったのです。

「もりをとってくれえ」

ボートにつんであったもりをもって、ポパイは くじらにまたがりました。さあ、ポパイの かつやくがはじまりますよ。

「ポパイ」(とびだすえほん)P.7、8の解説

 本を開けると、大きな口を開けたくじらが飛び出している。クジラに馬乗になっているポパイ。そのそばに無理やり付き合わされたであろうスイーピーとウインビーが小さなボートに乗って不安顔。その沖合には、熱帯地方で生息していると思われる色鮮やかな魚が泳いでいる。

 またまた、無謀にも小さなボートで海に出ている。心配したとおり大きな波に襲われて沖合に流されて、クジラと遭遇してしまった。こんな小さなボートのどこにこんな大きな銛が積んであったのかわからないが、クジラの背に乗って銛を使って格闘している。

<登場人物>

  • ポパイ
  • スイーピー
  • ウインビー

<登場場所>

<登場する仕掛け>

  • なし