飛び出す絵本「アタック№1」Part.5
★飛び出す絵本「アタックNo.1 」P.5、6の映像と本文
<本文>
体 操 部
きょうから鮎原こずえは、体操部へ はいりました。
鉄棒、跳び箱、平均台、マット運動とはげしい練習。けれど、なぜバレーをやめて、
体操をするのか、こずえにはわかりませんでした。
「どうしてなの?わたしがバレーの試合にでられないのは?くやしいわ。
いっしょうけんめい体操の練習をしているのに、
どうしてもバレーに心がいってしまう、どうしてなの・・・」
こずえは体操の練習をさせたのは、本郷先生と中島先生の計画だったのです。
体操の練習で体をやわらかくすることは、回転レシーブがしやすくなるのです。
「そうだったのね。この練習の意味は」
体操をする意味が、やっと わかったこずえは、前よりも、もっと力のはいった練習をするようになりました。
★「アタックNo.1 」(とびだすえほん)P.5、6の解説
本を開くと体育館の中で鮎原こずえが体操の練習している様子が現れる。手前では、床運動に挑戦しているこずえが回転している様子が表現されている。その後ろでは、鉄棒、平均台での倒立、バランス、跳び箱の挑戦が表現されている。
なぜ、バレーボール部の鮎原こずえが体操部で練習をしているのかというと、回転レシーブをマスターするためである。前後左右の回転をこなすことで、回転レシーブを正確におこなうことになった。
背景には、中島先生と本郷先生の真剣な顔と心配そうなこずえが現れる。
<登場人物>
・鮎原こずえ
・本郷先生
・中島先生
<登場場所>
・体育館
<登場するしかけ>
・手前右手で回転しているこずえの円盤を回転させるとこずえもクルクル
と回る