飛び出す絵本「アタック№1」Part.4

★「アタック№1」(とびだすえほん)P.3、4の映像と本文

<本文>

合 宿

 富士見学園バレー部のはげしい合宿練習が続けられています。

サーブ、トス、スパイク、レシーブと、全力を出して、ボールにアタックしています。

「それっ!!」

「エイ!!」

「あっ しまった!! もう一本おねがいします」

「それっ!」

「ほら、しっかり!」

「ボールにくいついて!!」

「そら、レシーブ!!」

「そんなことでは、強敵に勝てないぞ!!」

はげしい練習は、くり返しくり返し続けられています。

 もうみんなへとへとに疲れきっているのですが、誰ひとり、よわねを はくものもありません。しのびよる夕闇に、もうボールも見えなくなってきました。

「アタック№1」(とびだすえほん)P.3、4の解説

本を開くと、大きな木立の中のお寺の近くで、バレーボール部の合宿練習の様子が現れてくる。木にネットをくくり付けて急ごしらえのコートでの合宿のようだ。厳しい練習を繰り広げているようだ。

お寺のそばには、大きな滝があり、自然環境に恵まれたところでの合宿だ。

大きな掛け声が聞こえてきそうな練習風景だ。

<登場人物>

・鮎原こずえ

・早川みどり

・富士見学園バレーボール部メンバー

<登場場所>

・自然に恵まれたお寺での合宿練習場所

<登場するしかけ>

右側の選手の後ろにある草むらを左右に動かす選手たちがレシーブの構えをする様子が見て取れる