★「鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.9、10の映像と本文
<本文>
そして、すぐれた六人のロボットが、プルートウによって、次々に、たおされてゆきました。
アトムは、プルートウとたたかったために、百万馬力に改良してもらいました。
ガガーン!!
でも、プルートウより、力の強いボラーがあらわれ、プルートウと力くらべをしていました。
「アトム、わたしは、今わかった。力の強いことが、ばかげているが・・・・・・。」
「プルートウ、わかってくれて、ありがとう。」
「えーい!!」ボカーン!!
大ばくはつを、おこして、二人とも、こなごなになってしまいました。
「博士・・・ロボットどうし、なぜ、うらみもないのに、たたかうのでしょう。」
「さあーわしにもわからんが、人間がしむけるのかも知れんな。」
「ぼく…今に人間もロボットもみんなで、仲よくくらせる時代が、きっとくると思います。きっと・・・。」
★「鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.9、10の解説
本を広げると巨大な赤いロボット「ボラー」と力くらべをしているプルートウ平手打ち攻撃を受けている。そこへ百万馬力に改造されたアトムがボラーにパンチを食らわせた。ボラーとプルートウは大爆発を起こして粉々になってしまった。
アトムは、人間とロボットが仲良く暮らせる時代が来ることを希望していた。
<登場人物>
・お茶の水博士
・ボラー
<登場場所>
・ロボット王者決定会場となった荒れ地