飛び出す絵本「鉄腕アトム」Part.6
★「鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.7、8の映像と本文
<本文>
ある日・・・
「アトムとは、おまえか。」
「だれだ!きみは!」
「プルートウだ、世界中ですぐれた、七人のロボットと、たたかって、
かつようにいわれてきたのだ。」
プルートウの主人であるサルタンは、ロボットのめしつかいに命じて、
力の強いロボットをつくり、自分の夢をみたさんと、ロボットの王者に、
なるように、命じたのです。
「プルートウよ!アトムとたたかうことは、わしがゆるさん。
力が強いことが、えらいことではない。」
「しかたがない・・・だが、アトムかくごをしておけ、わたしはあきらめんぞ。」
お茶の水博士のことばもきかず、プルートウは、飛び去っていきました。
★「鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.7、8の解説
本を広げると、ビルの上に鉄腕アトム、お茶の水博士、ウランちゃんの三人がいる。その後ろには、サルタンが作った大きなプルートウがロボット王者になるために、鉄腕アトムに挑戦しようと睨んでいる。
<登場人物>
・お茶の水博士
・ウランちゃん
<登場場所>
・お茶の水研究所?
<登場するしかけ>
・ビルの右から飛び出している矢印を左右に動かすと、アトムとお茶の水博士がプルートウに向かって手を挙げて抗議している姿が表現されている。