飛び出す絵本「鉄腕アトム」Part.6

★「鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.7、8の映像と本文

f:id:pop-up-books:20220314170909j:plain

<本文>

ある日・・・

「アトムとは、おまえか。」

「だれだ!きみは!」

プルートウだ、世界中ですぐれた、七人のロボットと、たたかって、

かつようにいわれてきたのだ。」

 

プルートウの主人であるサルタンは、ロボットのめしつかいに命じて、

力の強いロボットをつくり、自分の夢をみたさんと、ロボットの王者に、

なるように、命じたのです。

プルートウよ!アトムとたたかうことは、わしがゆるさん。

力が強いことが、えらいことではない。」

「しかたがない・・・だが、アトムかくごをしておけ、わたしはあきらめんぞ。」

お茶の水博士のことばもきかず、プルートウは、飛び去っていきました。

鉄腕アトム」(とびだすえほん)P.7、8の解説

本を広げると、ビルの上に鉄腕アトムお茶の水博士ウランちゃんの三人がいる。その後ろには、サルタンが作った大きなプルートウがロボット王者になるために、鉄腕アトムに挑戦しようと睨んでいる。

<登場人物>

  ・鉄腕アトム

お茶の水博士

・ウランちゃん

  ・プルートウ

<登場場所>

  ・お茶の水研究所?

<登場するしかけ>

  ・ビルの右から飛び出している矢印を左右に動かすと、アトムお茶の水博士プルートウに向かって手を挙げて抗議している姿が表現されている。