飛び出す絵本「赤い靴」ばんそうのとびだすえほん」Part.5
★「赤い靴」ばんそうのとびだすえほんP.5、6の映像と本文
<本文>
発表会の 日です。 舞台の そでから 客席を みたとたん、美保は 足が ガタガタ ふるえて きました。
「ど、どうしよう・・・。」
そのとき、はなれて くらしている おかあさんの こえが きこえて きました。
『美保 がんばるのよ。 おかあさんの ゆめだった プリマになってね。』
すると、足の ふるえも ピタッと とまりました。
「やるわ、おかあさん みていてね。」
舞台の 中央に たち、おどり はじめる 美保たちに、会場から たくさんの 拍手です。 七色の スポットライトの 中の 美保は、水面を おどる、光の ようせいの ようです。
大野 豊 画
★「赤い靴」ばんそうのとびだすえほんP.5、6の解説
本を広げると、バレーを演じている舞台が現れる。舞台の中央では、プリマの美保が踊っている。その周りには、二人のバレリーナが踊っている。舞台の下では、オーケストラの指揮者がタクトを振っている。舞台の右下の仕掛けを開けてみると、黒い衣装と赤いマントをまとった男性バレーダンサーが現れる。
<登場人物>
- 小田切美保
<登場場所>
- バレーの発表会の舞台
<登場するしかけ>
- 舞台の右下の仕掛けを開けてみると黒い衣装と赤いマントをまとった男性バレーダンサーが現れる