飛び出す絵本「赤い靴」ばんそうのとびだすえほん」Part.6
★「赤い靴」ばんそうのとびだすえほんP.7、8の映像と本文
<本文>
「うわーっ すてきね!」
観客たちは、美保たちの おどりに、すっかり よって しまいました。 美しい メロディに のって おどりまくる 美保は、ほんとうに オデット姫の ようです。
″パチ パチ パチ!“
観客たちは、われん ばかりの 拍手を 美保たちに おくります。
「おかあさん、美保 おどれたわ。 きいて、あの拍手を!」
とおく はなれて いる おかあさんに、美保は よびかけるのでした。
庄司 泰子 画
★「赤い靴」ばんそうのとびだすえほんP.7、8の解説
本を広げると、バレー劇の舞台が大きく現れる。背景には、お城や林が描かれている。オデット姫役の美保と王子が一段高いところで踊っている。その前には、大勢のバレリーナが一斉に優雅に踊っている。観客の拍手が聞こえてくるようだ。
<登場人物>
- 美保(小田切美保)
<登場場所>
- バレー劇の会場
<登場するしかけ>
- なし。