飛び出す絵本「ひらけ!ポンキッキのうた」Part.7
★「ひらけ!ポンキッキのうた」(とびだすえほん)P.9、10の映像と本文
<本文>
いっぽんんでもニンジン
*1 いっぽんんでも ニンジン
2 にそくでも サンダル
3 さんそうでも ヨット
4 よつぶでも ゴマシオ
5 ごだいでも ロケット
6 ろうわでも シチメンチョウ
7 しちひきでも ハチ
8 はとうでも クジラ
9 きゅうはいでも ジュース
10 じゅっこでも イチゴ
イチゴ ニンジン サンダル ヨット ゴマシオ
ロケット シチメンチョウ ハチ クジラ ジュース
(*くりかえし)
いっぽん にそく さんそう よつぶ ごだい
ろくわ しちひき はっとう きゅうはい じゅっこ
作詞/前田利博
★「ひらけ!ポンキッキのうた」(とびだすえほん)P.9、10の解説
本を広げると、空に虹がかかっている。空には、歌われているロケットが飛んでいる。海からは鯨の大群が現れる。左の空には、ハチに一団も飛んでいる。手前には、ニンジン、サンダル、ゴマシオおにぎり、ジュースやイチゴも空に浮かんでいる。にぎやかなページだ。
<登場するしかけ>
- ニンジンの右にある矢印を左右に動かすとニンジン、サンダル、ゴマシオおにぎりが楽しそうに左右に揺れている。
- ハチの左下にある矢印を左右に動かすと、ハチが飛び出し、シチメンチョウたちが現れる。
- ロケットの上にある矢印を左右に動かすと、ロケットやクジラが大群でクルクルと現れる。
「いっぽんでもニンジン」の面白情報箱
★「いっぽんでもニンジン」は日本の昔の数え歌?
日本では、古くから数をかぞえ上げていく「いちじく、にんじん」という数え歌がある。それをヒントに現在風にアレンジして作られたのだろう。「いっぽんでもにんじん」「はっとうでもくじら」の様にダジャレで言葉遊びをしながらモノによって数え方が違うことを子供たちに分かりやすく教えてくれている。
★「いっぽんでもにんじん」を歌ったなぎらけんいち(健壱)は、「およげ!たいやきくん」を歌った子門真人と同じように、印税が入らなかったという噂は本当?
レコード「およげ!たいやきくん」のB面にカップリングされヒットになった「いっぽんでもニンジン」だが、歌った「なぎらけんいち」も子門真人と同じように歩合ではなく買取を選択した。5万円の子門真人よりさらに低い3万円だったということだ。