飛び出す絵本「昆虫物語 みなしごハッチ」Part.3
★「昆虫物語 みなしごハッチ」(とびだすえほん)P.1、2の映像と本文
<本文>
みなしごハッチは、かわいいはちのこどもです。ママをさがして、くるひも くるひも
たびをつづけていました。たびはけっしてたのしいものではありませんでしたが、
ママのことをおもうと、よわねをはいたりできません。きょうも もりのいりぐちで
むしのおじいさんに たずねてみましたが、ママのことは やっぱり わかりません。
かぶとむしさんも ハッチのはなしを きいて
「ぼくも ちからになってあげよう。きみのママのうわさをきいたら、すぐ しらせてあげるよ」
といって、はげましてくれました。
★「昆虫物語 みなしごハッチ」(とびだすえほん)P.1、2の解説
本を広げると、森の中の大きな木が現れる。みなしごハッチは、木の枝に腰かけて、虫のおじさんたちに話しかけている。木の一番上の枝には、テントウムシとミノムシがいる。
木の根っこには、カブトムシと芋虫がいる。虫たちは、ハッチの話を聞いて、母親さがしの協力を約束している。
<登場人物・昆虫>
<森の虫たち>
- かぶとむし
- てんとうむし
- みのむし
- カブトムシ
- 芋虫
<登場場所>
- 森の中
<登場するしかけ>
- みなしごハッチの奥の木の葉っぱに書かれている矢印を左右に動かすと風に揺れている葉っぱの様子が見て取れます。