飛び出す絵本「ゴジラGOZELLA 伝説」Part.8

★「ゴジラGOZDILLA 伝説」(ポップアップ)の面白情報箱①

<ストーリー(1954年・昭和29年に初めて公開されたゴジラ映画を基に制作)>

この本(作品)は、1954年に公開された映画、初代「ゴジラ」のストーリーを基にして制作されている。初代「ゴジラ」は、当時、南太平洋のビキニ諸島でおこなわれた核実験をヒントに、その核実験が原因でよみがえった怪獣「ゴジラ」が人間社会へ与えた恐怖として描かれた

<映画「ゴジラ」のあらすじ>

小笠原諸島で貨物船や漁船が消息を絶つ事件が発生し、救出された乗組員は「大きな生き物に襲われた」と訴え、その近くの島では、その生物によって村が壊滅されてしまった。島の各所から放射能が検出された。異様な咆哮と共に、巨大生物が姿を現した。水爆の洗礼を受け、新たな命を得て蘇ったジュラ紀の恐竜、海神ゴジラと名付けられた、その生物は、その後、品川沖に上陸し、銀座のビルや国会議事堂、テレビ塔などを破壊し都心を恐怖におとしいれた。その惨状を目にして古生物学者の芹沢博士は、破壊兵器になることを恐れて開発したことを秘密にしていた「オキシジェン・デストロイヤー」を使用することを決意した。芹沢博士は海中に潜水し、潜んでいるゴジラを倒すために「オキシジェン・デストロイヤー」を起動させ、ゴジラと共に自決してしまった。

しかし、ゴジラは、他にも生存している可能性があり、ゴジラシリーズにつながることになる。

★この作品に登場する人物

  • 芹沢博士

若き科学者名前は、芹沢大助酸素の研究を進める中で水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」を発明したが、兵器として利用されることを恐れ公表しなかった。しかし、ゴジラが破壊した東京の惨状を目にして、ゴジラを退治するために「オキシジェン・デストロイヤー」使用を決意する。芹沢博士は、自ら潜水服を着用し、海中に向かいゴジラの目の前で、装置を作動させ、ゴジラと共に死んでいった