飛び出す絵本「科学忍者隊 ガッチャマン」Part.9

★「科学忍者隊 ガッチャマン」の面白情報箱②

★原作漫画はあるの?

 「ガッチャマン」は原作漫画に該当するものは無く、原作漫画のアニメ化という作品ではないアニメ放送番組のために漫画家、吉田竜夫が創業したアニメ制作会社「竜の子プロダクション」が制作した作品。

 ガッチャマン」の漫画作品としては、宣伝を兼ねて小学館の学習雑誌「小学1年生から小学6年生」で、タツノコプロのメンバーを中心に制作掲載していた。

★制作者の吉田竜生は、どんな人?

 漫画家として「チャンピオン太」、「少年忍者隊月光」などで人気を博していた。1962年、兄弟たちと漫画工房として「竜の子プロダクション」を設立。その後、1964年からアニメ制作業界に進み、アニメ制作を始めた。タツノコプロとして、初めてのヒットは、地球にやってきた宇宙人の子が活躍する「宇宙エースだ。1972年に制作した、本作品「科学忍者隊ガッチャマン」がタツノコプロの柱になった作品だ。さらに「昆虫物語みなしごハッチ」「ヤッターマン」「一発貫太くん」「タイムボカーン」などの代表作を送り出した。ガンのため、45歳という若さで亡くなった

★この作品に登場する人物

  • 南部博士

科学忍者隊生みの親で、彼らの親代わりでもある南部孝三郎博士オックスフォード大学とケンブリッジ大学の両方で学んだ天才的な科学者で、国際科学技術庁(ISО)が推進する無公害エネルギー開発プロジェクト「マントル計画」の主任室長を務める。東京大学名誉教授でもある。

★この作品に登場するギャラクター

  • ベルク・カッツエ

地球制服を企てるギャラクターの「首領」総裁Ⅹの忠実な配下として、ギャラクターの実働部隊を指揮する。総裁によって生み出された、男女の双子として生まれるはずの二人の人間を掛け合わせた雌雄同体のミュータントである。自分の意思で性別を入れ替えることができるIQが280といわれている。

★この作品に登場するギャラクター怪獣ロボット(鉄獣)

  • タートルキング

巨大な亀型の鉄獣手足の先からのジェット噴射による飛行、二本足での歩行が可能。頭の角からレーザー光線を放つ。原子力で動き最高速度マッハ5大きさはゴッドフェニックスの20倍だ。

★この作品に登場する科学忍者隊の戦力・武器

  • ゴッドフェニックス

G-1号機からG-5号機の5台のマシンが合体した大型偵察・攻撃機。青地をベースに、機首・翼端は赤パイロットはみみずくの竜が担当した。

最高速度は飛行している時にはマッハ5水中で潜航している時には40ノット耐熱温度は3000℃耐えられる圧力は200気圧で、空中停止や垂直離着陸も可能という超ハイスペックなマシン。

武装は、ミサイル「バードミサイル」。また、必殺技は科学忍法・火の鳥。も必殺の技であると同時に搭乗員が高熱に晒され、機体も空中分解する危険性ある。また、バードミサイルは強力化した鉄獣に通用しないことも多くある。

  • ヘリコ・バギー(甚平)

忍者隊の持つブレスレッドから発する3600フルメガヘルツの超高周波によりG4号機に変身する。変身前は、「サンド・バギー」で変身後が「ヘリコ・バギー」となる。ヘリコプターのように空を飛び、砂漠やジャングルを自由に走ることもできる。

 忍者隊の持つブレスレッドから発する3600フルメガヘルツの超高周波によりG3号機に変身する。変身後に「ソニック・カー」となり、水陸両用車だ、

  • 科学忍法 竜巻ファイター

 科学忍者隊の必殺技バードスーツを着たメンバー5人で櫓の形を組み高速回転で猛烈な風で竜巻を起こし周囲を壊滅させる。