飛び出す絵本「アイアンキング」Part.3

★「アイアンキング」(とびだすえほん)P.1、2の映像と本文

<本文>

静 弦太郎と 霧島五郎、そして、ゆき子の 三人は、いかだで川を くだっていた。

「川の水が、とったも きれいだわあ。」

「おれ、ミルクセーキが のみたいな。」

「ふたりとも、なにを のんきなこといっているんだ。これから不知火族と たたかわねばならないと いうのに・・・・・。」

弦太郎が いいおわるかおわらない うちに、不知火族が いっせいに せめてきた。

「日本せいふくは、われら 不知火、二千年まえからの のぞみなのだ。それを 

じゃまする 弦太郎、おまえには しんでもらう!」

いかだの 上で じりっ、じりっと せまる不知火一族に、弦太郎の アイアンベルトが とんだ。

こうして、あくの 不知火一族と、あくから、日本を まもる 正ぎのわかもの たちの たたかいが はじまった。

アイアンキング」(とびだすえほん)P.1、2の解説

 本を開くと、いかだに乗って川を下っている静弦太郎、霧島五郎、ゆき子。そこへ、不知火一族のメンバーがいかだの上まで、攻めてきた様子が現れてくる。主人公の静弦太郎。黒のテンガロン・ハットをかぶってウエスタンスタイル・ファッションという奇妙な風体でアイアンベルトをふるって不知火族を攻めてたてている。手前では、霧島五郎が不知火族と戦い、そのうちの一人を海の中へ叩き落した。ゆき子は、余裕の微笑みを浮かべている。

<登場ヒーロー>

  • 静 弦太郎
  • 霧島 五郎
  • まり子

<登場怪人>

  • 不知火族

<登場武器>

<登場場所>

  • いかだで下っている川

<登場するしかけ>

・なし

<このページの画>