★「巨人の星№2」(とびだすえほん)P.7、8の映像と本文
<本文>
かがやかしい四連覇をなしとげた巨人軍一行に 難敵が 待ちかまえていました。
それは 日米親善試合のため、カージナルスの一行が 来日することです。
飛雄馬は 不吉な予感にひきよせられるように、伴をさそって 羽田の空港へ来てみて その予感の的中していることに 気がつき はっとするのでした。
「やっぱり 俺の感は あたっていた。黒く 大きなからだ、そしてするどい燃えるような目。――あの黒人が、俺の宿敵 オズマか!」
オズマ オズマ オズマ・・・・・・
飛雄馬と伴は そのオズマの目から のれることのできないような つよい力を感じて いつまでも たちつくしているのでした。
オズマ(カージナルス)
孤児院からひきとり球団の費用で徹底的に、ベースボールの天才教育をほどこし、たくましい肉体と、すばらしい打力の完全な野球人間に育てられた黒人青年。
★「巨人の星№2」(とびだすえほん)P.7、8の解説
本を広げると、羽田空港の空に飛び立つ飛行機があらわれる。空には、飛び立つ飛行機、着陸する飛行機、そしてこれから飛び立つ日本航空の飛行機の羽が大きく飛び出している。左手には、大リーグ・カージナルスのスター・オズマが現れている。オズマの登場にマスコミのカメラマンが写真を撮っている。
手前右手には、飛雄馬と伴がこの様子を眺めている。
<登場人物>
- 星飛雄馬
- 伴宙太
- オズマ
<登場場所>
<登場するしかけ>
- なし。