飛び出す絵本「ウルトラ大行進」Part.4
★「ウルトラ大行進」(とびだすえほん)P.3、4の映像と本文
<本文>
こんな、おそろしいことがあるだろうか?万国博に出品のために、
ジョンスン島から、はこばれたゴモラが逃げだして、大あばれしたのです。
マンモス東京の半分が一夜にして、めちゃめちゃになってしまったのだ。
東京がピンチだ!
そんなとき必ずやってくる、正義の使者。ウルトラマン。
スペシウム光線でやっつけろ!
ゴ モ ラ
生れ ジョンスン島
体長 四十メートル
体重 二万トン
武器 ①ドリル状のくちびると尾
②万国博に出品のため運ばれ逃げだして大あばれをした。
生れ M七八星雲
身長 四十メートル
武器 ①両手をくんで出すスペシウム光線、巨船を持ち上げるウルトラ腕力、固い頭と額、そくざに何百キロもとべる瞬間移動、
数千度の熱をはねかえす力、五百メートルもとびあがることができる。
②弱点は地球の大気や、放射線、太陽熱のちがいから、
ウルトラマンでいられる時間は、わずか三分間しかない、時間がせまると、
カラータイマーが点滅して、危険をしらせる。
③ふだんは、科学特捜隊員の一人ハヤタの身体をかりている。
前村 教綱 画
★「ウルトラ大行進」(とびだすえほん)P.3、4の解説
本を広げると、大型のゴモラが飛び出してくる。口の中は真っ赤だ。ゴモラを倒すために現れらウルトラマンが戦うためのポーズをとっている。万国博への出品のためにジョンソン島から運ばれて来て東京で逃げ出したらしい。この本の出版は、1968年(昭和43年)だから、1970年(昭和45年)に開催された大阪万国博覧会への出品だったと考えられる。大阪に行く途中の東京で逃げ出したと思える。場所がどこか特定できないがゴモラのために東京の半分が破壊されたと書かれている。
<登場人物>
<登場怪獣>
<登場場所>
- 富士山山麓
<登場武器・メカ・乗り物>
<登場するしかけ>
- ゴモラの首の下についている黄色のつまみを下に下げると口が開き真っ赤な口の中が現れる