飛び出す絵本 「巨人の星№1」 part.7

★飛び出す絵本「巨人の星№.1」P.9、10の映像と本文

 

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<本文>

ゆびの けがを かくして マウンドに 立った 飛雄馬は、歯を くいしばって、苦心の 投球を 続けましたが、最終回、ライバルの 花形満に 決勝ホームランをうたれて しまいました。飛雄馬たちが めざしていた 日本一の夢は もう一歩というところで、きえて しまったのです。

いま 紅洋高校の優勝パレードが、いきます。にこにこわらう 花形の手に、優勝旗が 

しっかりと にぎられて います。そのすがたを 見送る 飛雄馬の目から あつい 

なみだが、あふれ おちます。

ゆびの けがさえ なかったら・・・・・・そう思うと、くやしくて たまりませんでした。

その飛雄馬の耳に、父一徹のはげましの こえがきこえて くるのでした。

「飛雄馬よ、不死身のごとく よみがえり 巨人の星 めざして はばたけ!」

第1部 終

 

巨人の星」(とびだすえほん)P.9、10の解説

 本を広げると、優勝して誇らしく優勝旗をもってオープンカーに乗っている花形満が現れる。その前には、優勝を逃して悔しい思いをしている星飛雄馬たち青雲高校のメンバーがいる。伴宙太は、男泣きしている。お姉さんの明子も泣いている。

その後ろには、にこにこしている優勝した紅洋高校の関係者が集まっている。

 

<登場人物>

<登場場所>

 

<登場するしかけ>

  ・なし。