飛び出す絵本 「巨人の星№1」 part.4

★「巨人の星」(とびだすえほん)P.3、4の映像と本文

 

f:id:pop-up-books:20211229125920j:plain

<本文>

大リーグボール養成ギブス

ーーそれは、肩を こわした 一徹が 発明した 練習用具でした。

筋肉を つよくするための そのギブスは、からだに くいこんで、いたくて

たまりません。

「もう いやだ。野球なんか やって どうなるんだ。

俺は、とうちゃんの あやつり人形じゃ ないぞ!」。

雄馬は、何度 そう さけんだが わかりませんでした。

けれど、野球だけに 命を かけている 父親の気持ちを かんがえると、

やっぱり、飛雄馬は、野球を すてる 気には、なれませんでした。

 

大リーグボール

 打つ気のない、打者のバットにめがけて ボールを命中させ、凡打にとるという球。

       

大リーグボール養成ギブス

 星一徹が、発明した特殊用具。このギブスをつかって、投球に必要な腕の筋肉を 発   

 達させる。

 

巨人の星」(とびだすえほん)P.3、4の解説

 本を広げると、星一が住む部屋が現れる。部屋のまんなかで、ちゃぶ台の前に父親の一徹がドカンと座って茶碗でお酒を飲んでいる。酒のつまみは焼き魚のようだ。このちゃぶ台は、父親の星一徹がときどきひっくり返す「ちゃぶ台返し」の名シーンとなる小道具。その傍で、雄馬大リーグボール養成ギブスを付けて筋トレをしているようだ。

 右後ろには、お姉さんの明子さんが、大根やニンジンなど野菜を買ってきて料理を作るようだ。後ろの壁には、色々なものが置かれている。右側の本箱のそばには、亡くなったお母さんの写真とお供えの果物が飾ってある。その傍には、雄馬の野球のユニホームが掛けてある。

  畳の一部が破けているのがいかにも長屋といえる。

 

<登場人物>

 

<登場場所>

  • 長屋にある星家の部屋の中

 

<登場するしかけ>

  • 本箱のそばに飾っているお母さんの写真が、斜めに立てかけている様子を現わすために、本を開いたときに出てくるように細工がされている。